ノルマなしのブラック企業に騙されるな!!ノルマがない企業の裏側を紹介

ノルマ
  1. ホーム
  2. ノルマ
  3. ノルマなしのブラック企業に騙されるな!!ノルマがない企業の裏側を紹介

企業を選ぶときにノルマのある企業は大変そうだから、ノルマがない企業を探していませんか?

ノルマがなければ、今流行りのワークライフバランスを守れたりと仕事とプライベートを両立できるのではないかとイメージしてしまいますよね?

そりゃノルマが無いほうが絶対に良い!!これはご飯を食べるぐらい当たり前のことです

しかし、世の中のブラック企業は人を集めるために、あの手この手で私たちを騙してきます。

実際ノルマが無い会社のイメージが湧かないと思いますので

今回は、実際にブラック企業で働いてきた経験から、ノルマが無い企業の実態を紹介します。

ノルマが無ければ自由に働けるの?数字は求められないの?

ノルマ

結論として、数字はかならず求められます。

ノルマが無いはずなのになぜ?それってノルマじゃないの?

まず、企業は営利企業です!!

前提条件として、あなたの社会経験の成長のためにある会社はありません。慈善団体ではなく、営利企業であることを忘れないください。

あなたに支払う給料は一体どこから出てくるのでしょう?

研修中を除いたとして…

それは、あなたが稼いできた金額から支払われるのです。

もしあなた給料が20万円だとしたら、間接費や諸経費などもかかってくると考えると最低でも80万ほどは稼いでこないと会社として採算が取れなくなってしまいます。

会社で営業として働くということは、内勤の人の給料や諸経費など自分のかかる費用以外の点もお金がかかっていることを忘れてはいけません。

ということは、ノルマが無くて赤字を出し続けている社員をただ会社は何も言わないと思いますか?

そんな企業があれば、きっとその会社は近いうちに潰れます。

それってノルマがあるってこと?完全に嘘やん!?

しかし、ブラック企業にはノルマというものはありません。では何があるのでしょうか?

ノルマが無いのに目標(ノルマ)とは?

目標数字

ブラック企業は、ノルマという言葉を使いません。

自分で目標を決めてそれに対してやってくれれば良い、ノルマなんて今時古い!!と企業説明会などではホワイト企業に擬態しようとします。

そんな甘い言葉で知識や社会経験の乏しい未来に希望をもっている就活生を食い物にしていきます。

自分で目標をというと聞こえはいいですが…実際は会社の決めた目標を設定することになります。

え!?どういうこと?自分で決めれないなら嘘いったの?

実は、嘘は言っていません!!

まず会社の売り上げ目標があります。そこから各支店に目標数字が分配され、各営業マンの目標になります。

なので、上司と相談して目標を決めるといっても会社の想定する目標より低ければ、上司に指摘され想定目標より高い設定にさせられます。

本人が同意して目標を決めているので、会社も嘘は言っていません

会社の想定より高い目標を設定させられるので、ハッキリ言いましょう!ノルマよりたちが悪いです。

ノルマより目標が恐ろしい点

悩む営業マン
  • 目標に終わりはない
  • ノルマより高くなりやすい売上目標
  • 得られるのは、やりがいという無!!
  • 目標設定が高すぎると査定が悪くなる

ノルマのほうが目標より、優しいと私は考えます。

ノルマは達成すれば、それ以上求めてくる会社はそこまで多くありませんし、昇給や報酬が出る場合もあります。

しかし、目標はあくまで自分が決めた目標なので達成したとしても、成長だなんだと理由をつけて最後まで数字を求められ続けます。

例であげると、最初の1週目で大口契約により目標を奇跡的に達成したとしても、止まることは許されませんその日の数字はどうかと詰められます。

また、目標は達成しても報酬も評価もさほどあがりません。自分が決めた目標なのだから達成できて当たり前だよね?というスタンスなので逆に目標設定が高すぎ達成率が悪いとどんどん評価が悪くなります。

同期よりも売上数字をやっていても、目標設定次第では、評価が悪いなんてことが起こってしまうリスクもあります。

大切なのは、営業所の計画数字の目標数字の分配時にいかに理由や交渉で自分の目標を低くし周りに数字を押しつけるかがその後の業務に大きくかかわってきます。

月目標と年目標と分けているのは危険信号

月目標と年目標のカレンダーの数字

営業職の中には、年で計画を達成する会社と月計画+年計画で目標を達成する会社に分かれます。

年目標の会社であれば、途中の月で数字が想定よりも取れなかったとしても別の月でカバーできたり、どこかの月で想定より数字ができた場合、仕事の調整ができたりと上手く自分で数字をコントロールできるチャンスがあるためそこまで職場環境が悪くなる可能性は低いです。

やはり、販売する商材によっては時期やタイミングに左右されるので想定通り数字がこなくなるリスクがあるのが営業なので年での目標のほうが働きやすいです。

月目標+年目標の場合、

月の目標を達成することが、ほぼ必須のため常に数字を求められるのと仕事の納期など考えると活動時間含めコントロールがとても大変になります。

また上記でも説明したように、月の目標は目標であるため早めに達成したとしても営業所が達成していない場合、翌月予定の売上も計上されていきます。

月が切り替わった場合、また0から数字を詰められるという日々に戻ります。もし、月目標が達成できない場合は翌月に目標が繰り越しになり中には目標の借金だらけになり日々詰められ続ける人もいます。

このように、数字をつくって年目標に向けて調整するのは難しくなります。なので、大切なのは大口案件が成約した月は、より一層仕事を頑張り上司にばれないように売上を隠し、日々報告できる案件を増やすしかありません。

売上が無く報告する案件もなければ会社に詰められにいっているのか?仕事しに行っているのかわからなくなります。

このように、月目標で数字を求められる会社はブラックな環境になりやすいです。

まとめ

目標というのは、ノルマから良い点を省きより凶悪にしたキングボンビーみたいなものです。

ノルマでは無く目標という会社は、学生がノルマという単語が嫌いなのを分かったうえで人を集めたいがために目標という言い方を使っているのでブラックである可能性が高いです。

安易に甘い言葉を鵜呑みにしてはいけません、会社の意図を考えて言葉を見定める必要があります。

会社の情報収集は大変かと思いますが、その後の仕事の苦しみを考えるのであれば今頑張ってより良い自分に合った会社を探すことが大切です。

著者

モブリーマン

生まれも育ちもブラック企業 アルバイトもブラックとブラックに愛され続けた人生 ブラック環境で働いた経験やブラック企業の見分け方について 紹介していきます

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です