【ブラック企業の見分け方】相手に悪い印象を与えず、ブラック企業を見抜く質問「座談会編」

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皆さんできればブラック企業には入社したくないですよね。

ここでのブラック企業は労働時間が長くワークライフバランスが取れない企業に絞って定義します。

いざ、ブラック企業を見分ける質問と調べても、残業時間はどれくらい?や残業代が出るか?など紹介されていたりしますが、実際そんな事、会社の人間相手に聞けるか?というと絶対聞けないですし。

そんな直接的に聞いたら、相手によっては印象を悪くしてしまうというリスクも高まってしまします。

会社のホームページの募集要項などに残業時間や給与などの条件が書かれていることがほとんどです。その内容自体は嘘か本当かは別として、そこを直接質問するという事はそこまで企業研究していないんだなと相手に印象を与えてしまします。

面接前の座談会だから大丈夫だと思ってはいけません。

ただの座談会の為だけに、企業はその社員にお金を支払うわけではありません。あくまでも良い人材の確保の為の採用活動の一環なのです。慈善活動ではなく採用活動なのです。

この座談会を素直に受け取ってしまう就活生はたくさんいます。

なので、気軽に質問しても良いと言っても本当に気軽に質問はしてはいけないのです。

今回は、実際に使える座談会で相手からブラック企業か見極める為の相手に悟られない言いましの質問方法をご紹介いたします。

ブラック企業を見抜く質問1:普段は仕事が終わってから何をしますか?

この質問は、日々長時間労働が行われているかの目安を確認できる質問になります。

しっかりと、帰れる会社であれば、ぱっとジム・ゲームなどの趣味や飲みに行くなど答えが出てくることが多いです。

しかし、残業ばかりの会社であるとこの質問に対してパッと答えがでないです。なぜなら、私もですが仕事が終わったらもう寝る時間を確保する以外の余裕がなく、それが日常になっておりこの質問が飛んでくると思考がフリーズしてしまいます。

なので、答えに間があったり、今考えているなという状況であれば要注意です。

ブラック企業を見抜く質問2:休日は何をして過ごしますか?

この質問は、休日の出勤が日常化されているのかの目安になる質問です。

この質問も上記のパターンと同じで、会社として休日だとしても休日もサービス出勤しているのが常習化している場合、趣味や遊びなどのプライベートに使える時間が無く、パッと答えが出なくなります。

なので、答えに間があったり、考えている素振りがあれば、休日出勤が横行しているかもしれないという可能性が高くなり、よりブラックの可能性が高まります。

ブラック企業を見抜く質問3:働いていて一番うれしかった体験は何ですか?

この質問は会社の労働環境の状況の目安が分かる質問になります。

もし具体的な経緯の話が無く、お客様からありがとうや感謝の言葉をいただいた時です。という答えが返ってきた場合は、労働環境が劣悪になっている可能性があります。

人間普通承認欲求が働き、嬉しい経験を話す時は、自然に経緯を詳細に話したくなるものです。

なのに、具体的に社内でどう話を進めて苦労した点はここでどう解決したのか?という事が出ず、お客様から感謝という結果があるという事は、その嬉しい経験の中に社内の経験が含まれておらず唯一のイメージがその感謝の可能性が高いです。

私の働いていた会社でも、座談会やホームページの嬉しい経験の欄を確認してみても皆テンプレかよと言いたいぐらい、詳細はなくお客様から感謝をしてもらった事と言っていました。

より、ブラック企業かの精度をあげるために、この質問化から掘り下げて、詳細を聞いてみてください。そうすると、その体験の中の経緯に相手が気付かないブラック情報が出てくることが多いです。

まとめ

私自身、就活生の時に企業のホームページなどで企業分析し、座談会に何度も参加しました。

紹介した質問でプライベートの時間があるのか想定したうえで、お仕事が大変ですねと相手の話に傾聴していくと面白いように相手の大変エピソードを掘り下げ行くことができました。

そこまでいってしまうと、だいぶ相手も知らないうちにブラックエピソードを話してくれています。

何事もそうですが、直接的ではなく自分の求めている答えにいかに誘導するか考えて質問はするようにしてください。

これを意識するだけでも営業には欠かせないスキルを身に着けることができます。

今回、紹介した質問は相手に悪い印象を与えずブラックの目安を図る為の質問の紹介です。

私自身、最終的に上手く隠れていたブラック企業に勤めてしまう事になりました。実際に座談会を行った側受けた側両方体験してきたからこそ、この質問は有効だと思います。

ブラック企業に騙されないように気をつけてくださいね。