基本、ブラック企業は入れ替わりが激しい為、面接のボーダーラインもあってないようなもので、ブラック人材が入社する確率が失格理面接をして判断する会社に比べると大幅に高くなります。
また、労働環境自体もコンプライアンス何それ?というぐらいに感覚がマヒしていたり、元々コンプライアンスって何?というぐらいの人達も普通にいます。
今回は、ブラック企業が生んでしまったブラック人材ではなく、実際にブラック企業で働いていた時に出会った元々人間性としてマズい方のブラック人材について紹介いたします。
ヤバイ社員1:人が死んでも関係ない、どんな時でも帰りません買ってもらうまでは!!居座りおじさん

まずは1人目、営業の数字の魅力に取りつかれてしまった、居座りおじさん。
飛込み営業で、お客さんの敷地に入れたら商品を買ってもらうまで一切動かない、お客さんにいらないと言われても壊れたプレイヤーのように同じ商品情報を永遠と繰り返すだけ!!お客さんの体力と思考力を奪い帰ってもらう為に契約する人も多数!!
まるで、お客さんはゲームの村人に話しかけているような地獄のような時間を過ごします。警察を呼ばれる・出禁の数は数知れず!!警察を呼ばれることに慣れて次の日も同じお客さんのメンタルをもつ居座りおじさん。
人間性と引き換えに数字を作ってくる、居座りおじさんですが、流石に一線を越えてしまう営業を行い数字を作っても会社では評価されない人材になるエピソードが…
それは、いつものように飛込み営業を行い居座ったおじさん、今回の相手は、悪かった自宅で葬儀を行っているところに飛込みを行っていた。普通に外から見てもそれぐらい分かるはずなのに飛び込むとは何を考えいるのだろうか?
居座りおじさんはいつも通り、居座り、色々言われたそうだが営業を続け契約を取ってきたという。
後日、本社にクレームがあり、内容が内容だけに役員までが謝罪に向かう事態に!!状況確認の結果、強引な営業を行い契約をさせたとのことで契約のキャンセルになった。
居座りおじさんは、減給・けん責の処分になったが、本人は何が悪いのか分かっていないようだった。私に、この内容の愚痴を聞いた時は、この人何が問題で減給になったのかも分かっていない!!何を聞いていたのだろうと本当に思った。
世の中には、純粋に相手の気持ちを理解できない人もいるんだと思いました。
ヤバイ社員2:お前のモノは俺のモノ、備品泥棒おじさん

次は、会社の備品や人の私物まで何でも持っていくおじさんを紹介いたします。
普段行っているのは、会社の備品の泥棒ですね。トイレットペーパーから掃除道具、洗剤の詰め替え用など少しずつ持って帰っているのを目撃しております。こそこそしているあたり、悪い事は自覚しているのだと思います。
次に驚くのが、共有の冷蔵庫の人の飲み物を勝手に飲むという事も行っていました。本人に文句を言っても、名前は書いていなかった自分が買ったものだと言い張るのでした。被害者も増えたことで、対策として名前を書いてみる事になりましたが、それでもおじさんは変わらず人のモノを勝手に飲み続けたので結果会社の冷蔵庫は使用禁止になりました。
また、おじさんは勝手に人の作業道具を持っていき自分のモノとして使います。そこらに作業道具を置いていたのなら管理を杜撰にしていた人にも問題があるかもしれませんが、おじさんは勝手に人の社用車の中の作業道具にまで手を出す始末です。バレた時は、少し借りただけだ返すつもりだったと誤魔化すのでした。
沢山の被害者が会社におじさんの件を訴えていたが、特に会社が何かすることはありませんでした。自分達で道具をしっかりと確認するぐらいでしか対応する事ができませんでした。
おじさん、まさかのこれでその事務所の所長という立場だからびっくりです
管理する側が、こんな事しているのは問題でしかないですね。所長だから何をしても良いと勘違いしているのか
ヤバイ社員3:安月給が悪い!!これは俺へのボーナスだ!!横領おじさん

続いて紹介するのが、日常的に横領し会社の仕組みを変えた横領おじさんを紹介します。
私達の会社では、営業は即決営業で現金の前金や、回収も行いました。その際、領収書をきるため普段から領収書と集金袋を持っていました。会社として、この領収書の管理自体は社員任せで行っていたことにより、横領おじさんを生み出すことになりました。
おじさんの横領方法以下になります。
- 商品の更新の際に、引き上げた商品を廃棄せずにネットや中古販売会社に横流し
- 会社の作業道具を中古販売に横流し
- 廃棄費用を貰い、商品は廃棄せず個人的にお客さんに販売し代金は横領
- 契約書なしに保険契約を行い、契約金を横領
横領おじさんは、お客さんに不審に思われないようにお金の回収の際に、会社の領収書を利用していました。その為、この横領が表にでるのに結構な時間がかかりました。なぜバレたかというと、4の実体のない保険契約を結んでるお客さんの機械が壊れて保険を使いたいとの連絡が会社にありこの横領の実態が明るみになりました。
この横領の社内調査の結果、複数人の社員が同じように横領を行っていたことが発覚し、営業マンが領収書を持つことが出来なくなり即決契約の際に、お客さんが支払うと言っても回収する事ができなくなりました。
こんなに会社全体にルールを改変させるきっかけを作った横領おじさんですが、クビになるまでの間ずっと反省するわけでもなく会社が安月給なのが悪いとずっと言っていたそうです。
確かに、安月給かもしれませんが横領するのは犯罪、やり方が間違っていたと思いますね。
ヤバイ社員4:女が欲しい!!出会いの為なら機械を壊して出会いの機会を作る!!出会い中兄さん

今までは、会社の営業数字やお金の件で問題を起こしていた社員を紹介しましたが、次に紹介するのは、個人的に女性と出会いたいが為に会社やお客さんに迷惑をかけても関係ないと考えていた、出会い中お兄さんを紹介いたします。
飛込み営業は、通常のルート営業マンと比べるとお客さんの数は天と地の程の差があります。なんせ、目の間に見える全てが営業対象になるお客さんですから。その為、出会いの数もたくさんあります。出会い中お兄さんにとっては天職だったかもしれません。仕事中に客先の女性にしつこく連絡先を聞いたりしていたようで、出禁になる事やクレームが本社に入る事は多々ありました。しかし、会社としては特に対策や対応する事はありませんでした。
しかし、出会い中兄さんは越えてはいけない一線を越える事になります。お兄さんは、商品を使っていた客先の従業員にターゲットを定めました、その客先に再度足を運ぶために、機械を無料点検すると言い機械の配線を切断したり、最大稼働時間が決まっている機械の設定時間を変更し時間差で問題が発生するようにしていました。点検後、早い段階で故障が起こったことで、お客さんも不振に思っており、本社に連絡があり調査をした結果、配線が故意的に切られているのがわかり、また設定が変更されていたことが発覚しました。
出会い中お兄さんの事情聴取の結果、そこの従業員の女性と少しでも接点を持ちたいがために機械に細工したというのです。
本当に、その話を聞いてしょうもなさすぎて悲しくなりますよね。
まとめ
ブラック企業はとにかく人を集めるために、ボーダーラインが低く設定されているため本当に様々な人が入社します。
中には、今回紹介したようなタイプの人間も紛れ込んでしまうのもブラック企業の特徴です。会社に大きな損害が無い限り、例えこちらが被害にあっても会社はなかなか対応してくれません。
自分の持ち物や身は自分で守る必要があります。
貴重品は肌身離さないように注意してください。ブラック企業で身を守るのにICレコーダーは本当に使えるので、保険代わりに常に持ち歩くようにしましょう。今では、携帯で録音する事も出来るので携帯さい持っていたら大丈夫ですよ。
まぁ、そこまで労働環境が悪いのであれば、恐れずに転職するほうがあなたにとって良いかもしれませんね。
皆さんもブラック企業に入社しないように気をつけてくださいね。