退職代行を比べるときは、表示されている金額だけでなく、誰が対応するのか、どの業務を依頼できるのか、最終的にいくらかかるのかを確認しましょう。「弁護士監修」と「弁護士が受任するサービス」も同じ意味ではありません。
この記事では、EXIT・ガーディアン・Jobs・辞めるんです・弁護士法人みやびの公式案内を、申込前の確認項目に沿って紹介します。掲載順は順位や成果を示すものではありません。
公式案内の確認日:2026年9月15日。以下の5サービスへのリンクは公式サイトへの通常リンクです。契約条件や料金は変更されるため、申込時の案内と見積もりを確認してください。
相談前に「頼みたいこと」を分ける
退職の意思を伝えてほしいのか、退職日や有給休暇について調整したいのか、未払い賃金などについて相談したいのかを分けて書きます。希望する対応を先に伝えると、サービスの対象かどうかを確認しやすくなります。
- 会社へ伝えたい退職の意思と希望日
- 会社から既に言われていることと、その記録
- 有給休暇、給与、貸与品、必要書類について確認したいこと
- 会社と自分が連絡できる方法・時間
法的な判断が必要な問題は、弁護士など適切な相談先で個別に確認してください。サービス名や広告文だけで、すべての業務を任せられると判断しないようにしましょう。
5サービスの公式案内と確認ポイント
| サービス | 費用・対応で確認すること | 公式案内 |
|---|---|---|
| EXIT | 基本料金、支払い方法、本人に代わって伝える内容と、対応できない業務の範囲。 | EXITの公式案内を見る |
| ガーディアン | 組合加入費と組合費を含む総額、組合員期間、依頼したい事項が対応範囲に含まれるか。 | ガーディアンの公式案内を見る |
| Jobs | 代行サービスの料金、労働組合を利用する場合の手続きと費用、誰がどの業務を担当するか。 | Jobsの公式案内を見る |
| 辞めるんです | 利用対象、支払いのタイミング、後払いの適用条件、会社への連絡開始までの流れ。 | 辞めるんですの公式案内を見る |
| 弁護士法人みやび | 依頼するプラン、交渉を伴う場合の追加費用、給与や退職金などの請求を含めた見積もり。 | 弁護士法人みやびの公式案内を見る |
たとえば、ガーディアンは加入費と組合費を含む料金を案内し、みやびはプラン料金と一定の交渉が発生した場合のオプション費用を分けて案内しています。料金の見せ方が違うため、同じ業務を依頼した場合の総額で比べることが大切です。
運営者・担当者・依頼範囲を確認する
公式サイトの会社概要、事務所案内、利用規約を開きます。「監修」「提携」「運営」といった表記を読み、実際に自分の依頼を受ける主体と、会社へ連絡する主体を確認してください。
弁護士や労働組合の関与を掲げていても、申込みだけで希望する交渉すべてが行われるとは限りません。担当する人・組織、対象業務、別途契約の有無を確認し、不明点を残さずに判断します。
見積もりで聞いておきたい6項目
- 基本料金:税込か、雇用形態によって変わるか。
- 追加費用:交渉、書類、郵送、組合加入などに別料金があるか。
- 支払時期:前払い・後払いの条件と支払い期限。
- 依頼の範囲:会社への連絡、貸与品、書類請求などのうち何を含むか。
- キャンセル・返金:いつから費用が発生し、どの条件で返金されるか。
- 対応期間:退職に関する連絡後、いつまで相談できるか。
「相談無料」と「業務の依頼が無料」は異なります。相談の段階で契約の申込みになるかどうかも、画面や案内文で確認してください。
相談から依頼までの進め方
- 契約書や労働条件通知書などを手元に用意し、自分の雇用形態を確認する。
- 困っていることと頼みたいことを整理し、対応できるか相談する。
- 見積もり・契約内容・キャンセル条件を読む。
- 会社へ連絡する日、本人が行うこと、連絡を受けた場合の対応を決める。
- 合意した内容と連絡記録を保管する。
具体的な退職日や出勤の扱いは、契約・状況・会社との調整によって異なります。広告に「即日」とあっても、申込みだけで法的な退職日がその日になると考えないでください。
そのまま使える相談メモ
雇用形態・契約期間: 退職を伝えたか/会社からの回答: 希望する対応と希望日: 有給休暇・給与・貸与品・必要書類の確認事項: 依頼に含まれる業務: 本人が行うこと: 料金の総額と追加費用の条件: 支払い・キャンセル・返金の条件: 担当窓口と次の連絡予定:
よくある確認事項
退職代行を使えば、会社から連絡は来なくなりますか?
会社から本人へ連絡が来ないことを、一律に保証することはできません。連絡が来た場合にどこへ相談するか、どの内容を自分で回答する必要があるかを、依頼先と先に決めておきましょう。
退職日まで出勤しなくてよいですか?
有給休暇の残日数や雇用契約、個別の事情を含めて確認が必要です。記事や広告だけで欠勤・退職の扱いを判断せず、依頼先に具体的な状況を伝えてください。
サービス選びの前に、労働問題を相談できますか?
職場の問題を整理したい場合は、厚生労働省の総合労働相談コーナーなども利用できます。求人紹介、退職の意思伝達、労働問題の相談では目的が異なるため、相談内容に合う窓口を選びましょう。
申込先を増やすことより、自分が頼みたい業務と契約条件が一致していることを確認するのが先です。回答をメモで残し、不明点が解消してから依頼を判断してください。